粋とKAWAII交差するあの街で

きらきらの瞬間ずっと覚えておくための備忘録

公演おわりに病み散らかした話

 

 

 

おいおい、せっかく和田くんを見てきて何やってんだよおまえ…って話です。あ、今はもう別にどうってことないんだけど 同じ轍を二度と踏まないように書き残しておこうかなって。醜いおたくのひとりごとです。

 

◇ ◇ ◇

 

待ちに待ったコンサートだった。和田くんに会うのはジャニアイぶりだし。コロナ禍で一旦すべての現場がストップして 再開してからいくつか舞台とかコンサートも行ったけど やっぱり自担バッチをつけた和田くんてわたしにとって特別な存在で。いよいよ会えるんだ…!って思ったら えらい緊張しちゃって。ごはんも喉を通らない状態になっちゃったんだよね。(今思えばこれがすべての元凶のような気がする)(ごはんちゃんと食べなきゃだめだね)こんなこと普通ないよ?彼氏とケンカしても別れても 図太く食欲だけは無くならないのに。

ドキドキと楽しみと不安が入り混じるなか、いざ、会場入り。QRを機械にかざす。チケットが出る。確認する。座席はアリーナ。うわ、終わった…と思った。リフターが近くで上がるし ここに入りたいひとも山ほどいるのかもしれない。でも、わたしにとっては魔の座席だった。ていうのは野鳥の会スタイルで延々と自担を防振で追いかけたいタイプだから フラットな座席ほど困ることない。大丈夫かな、でも和田くんこっちのほう立ち位置みたいだし、なんとかなるかな?? なんて思いながら開演を待った。

セクゾが登場して しばらくするとJr.も出てきた。

なのに。

み、見えない……………………。ちょうど、ちょーーーーど、和田くんだけ見えない……………。

いやいやいや、どんな仕打ち??前のひと背が高いし うちわデカいし ペンラ持ちつつ双眼鏡覗いてるから わたし→和田くんまでの動線がすべて塞がれた。は????念願の和田くんがこれ????まじ????ランボー今野さん連れてきて 視界を遮るもの全て撃ち落として欲しかった。できる範囲で一生懸命すきまを探して 防振のピントを合わせた。前のひとのペンラの光がボヤボヤ映り込んで集中できない。でも下ろしてくれとは言えないし。立ち位置変わればいくらか見えるけど それでもやっぱり周りのひとに遮られること多くて。あーあ、わたしの身長いまだけ5m60くらいにならないかなー。ってずっと思ってた。(クッソ邪魔)

で、2公演目。アリーナ。またかよ…デジャブ…?昨日と同じ現象また起こる…??って心配してたら 案の定起きた。もう泣きそう。今すぐスタンドに飛んでいきたい。1秒も1ミリも和田くんがステージに立つ姿逃したくないんだよ。(一瞬だけこだちゃんに浮気したけども)(どうせわだくん見えなくなっちゃったし)(こだちゃん近くにいたから、つい、、、)(言い訳オンパレード) あと何がいちばん病んだって せっかく友だちが用意してくれたチケットなのに それに文句つけて最大限に楽しめてない自分がきもちわるくて 図々しくて めちゃくちゃ自分のこと嫌いになった。コロナ禍を経験して 健康でいてくれるだけでも、アイドル続けてくれるだけでも幸せなことなんだなって思ってたのに。現場が再開することが嬉しい、1公演でも入れたらいいなって思ってたのに。人間欲が出るもんで それらが満たされると もっと欲しくなる。何公演でも見たいし、どうせなら好きな席に行けたらいいのに。椅子取りゲームでよくない?(それは良くない)(死人が出る) ってどんどん欲深いこと考えちゃって それも嫌になる。大多数のひとは純粋にコンサートを楽しんでいるだろうに それが出来なくなってしまった自分の未熟で傲慢な考え方がほんっっっっとに嫌で嫌で。せっかく楽しみにしていたイベントをこんな負の感情で過ごしてしまった不甲斐なさとかも含めて バカだなあ、もったいないことしたなあ、って思う。3公演目はようやく行きたかったバクステ側スタンドが来た。やっとだ。やっと誰にも邪魔されず追っかけられる。視界良好。すこぶる快適だった。安心して涙でた。と、同時に結局席かよ… わがままだなあ自分… ってまた落ち込む。堂本光一さんが以前ラジオで「その席っていうのは その時間はその方だけのために用意された席だというふうに感じて欲しい」(※ニュアンス)とお話されてて この考え方が大好きでずっと大切にしていたのに。それを自ら崩してしまっていることも苦しかった。公演中はキラキラ和田くんをみて歯茎みえるくらいニヤニヤしつつ(ありがとうマスク) ふとした拍子に襲ってくるこのモヤモヤと闘ってた。悪霊退散!煩悩撤退!!ってご祈祷しながら 一喜一憂どころか百喜百憂くらいしてた。はあ、いそがしかった。

こんな感情になりたくて 和田くんのおたくしてるわけじゃないのに。和田くんだって こんなドヨドヨしたやつ嫌だよなあ。まあ、そんなこと知る術もないんだろうけど。わたしはわたしが幸せで過ごせるツールのひとつとしてジャニヲタ人格を身につけてしまったわけだけど これで負の感情に包まれちゃうなら元も子もない。本末転倒。そんな人格剥がし取っちゃえばいい。素敵なエンターテインメントが広がる世界なのに それに真っ直ぐ目を向けられない自分は本当に醜い。

 

◇ ◇ ◇

 

…………なーんて。こんなことを悶々と考えてました。公演期間中に。無限病みループ。まったくもう何やってんだよ〜って感じ。ふだんこんなに落ち込むことないのに。時間経ったし 友だちに話聞いてもらったり ごはんちゃんと食べたら一気にどうでもよくなったけど。こんなモヤモヤ人格が二度と顔を出さないように つぎ和田くんに会える未来のわたしは必ず胃袋にたべもの詰めてからおうちを出てきてください。頼んだよ!ここで書いて精算したから この件はもう終わり!清い心で純粋に かっこよくて可愛くて誰よりオモロい和田くんのファンでありたいなと思うおさしみでした。