粋とKAWAII交差するあの街で

きらきらの瞬間ずっと覚えておくための備忘録

【滝沢歌舞伎ZERO FINAL】咲き乱れて華と散れば

 

 

「あのさ、今日これだから!」

時刻は朝8時12分。洗顔で濡れてしまった前髪を乾かして、さあメイクでもするか〜と思ったところに往年の友だちからテレビ通話。ゴキゲンなその子が画面越しにジャーン!と見せてくれたのは滝沢歌舞伎ZERO FINAL』と書かれたピンク色の紙チケット。

 

…………え、なに??????

 

「おめでとうございます!第1希望で当選です!」

券面をよくみると今日の日付。友だちが手元に持ってるチケットは2枚。え?

 

一瞬時が止まった。

 

時ってほんとに止まるんだ。

 

 

いや、

ええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!?アンタ!!!!そういう大事なことはもっと早く言いなさいよ!!!!?ナチュラルお丸さん)

 

え、え、え、え!まじか!まじか!?わだくんの歌舞伎見れるの!?え!うそでしょ!!?今日わだくんに会えるの!!?やばいだろなにそサプライズwwwwwwwwいやだああああwwwwwwwwありがとう!!!!!やだwwwwwwwwむりwwwwwwwwwwwwありがとうwwwwwwwwwwww最高だよアンタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

突然のサプライズにびびり散らかし、途中から情緒がおかしくなった和田担をゲラゲラ笑いながら画録してた友だちは岩本照さんのおたくです。今日はもともと2人で日帰り旅行をするつもりで予定を合わせて休みを取っていたのね。行き先は照くんのひとにおまかせで。いやこれ完全に騙された…!照くんのひととはおたく関係なく知り合った仲なので、普段からふつうに遊ぶし、なんなら行き先おまかせ旅もちょいちょい開催してたからミリの疑いも無かった。

夢か現実か分からないまま身支度を済ませ、新幹線に飛び乗り、あれよあれよと演舞場にたどり着いたいわわだ(聞いたことないんよそのシンメ)

突風に吹かれながら入場列に並んでいると、飛び込んできたのは和田くんの新しいお仕事が決まったというニュース。え、、、!?舞台!?主演!?桃太郎!?いつ!?6月!?いやスプパラwwww終わってwwww1週間wwww休み足らんがwwww

弾丸歌舞伎からの鬼スケ太郎のおかげで頭パンクする。やいやい言いながら席に着き、どうにかして休みを勝ち取る方法に頭を悩ませているうちに金色の龍のお写真撮ってくるのを忘れました。あ、みなさんこちらから桃太郎のチケ応募できますのでぜひ→ 舞台『まんが日本昔ばなし』伝説・桃太郎~鬼の絆~ | 公式ホームページ 2023年6月上演

そんなドタバタ観劇の日の記憶です。SpeciaL 和田くんのおたくが滝沢歌舞伎の感想をだらだら…あ、徒然と書いています。←すぐ和田華奢取り入れるひと

 

春の踊り~いにしえ

和やかなBGMがパタリと止まると暗転して流れる三味線の音色。緞帳が開くとはじめて見るひらりと桜に心踊りまくった。観劇までに2回ライビュに行ったけど、演舞場を包み込む拍手の音とか、9人並んだSnowManがめちゃくちゃデカいこととか、映画館も十分楽しかったけど迫力が桁違いで圧倒される。来れて良かった〜〜〜〜!春の踊りになると白スーツに薄ピンクのシャツ、濃いピンク色のネクタイを締めて登場する和田くん。まさか。まさか、歌舞伎の舞台で和田くんを観ることが出来ると思わず。「これまでのいつの年の滝沢歌舞伎にも劣らぬよう、FINALの名に恥じぬよう、そんな気持ちで努めたい」と言っていた和田くんを目の当たりにして口から心臓出そう。めちゃくちゃドキドキする。いつもに増して真剣な顔付きで踊る姿がかっこよくて。いにしえも同じ衣装を着ていて「時の旅人」で時計の長針と短針をあらわす振付をしたあと両手をぱあぁって開く動作が柔らかくて好きでした。テレテッテー♪*1のところ(伝われ)で すばやく左右の腕を伸ばすの一生懸命やってて可愛い。ひとり千手観音。下手側にいてスポットライトが当たらない位置だったんだけど、こうやって暗闇で踊る和田くんを見る機会ってもしかしたらこれが最後になるかもしれないなあ…なんてしみじみ。鬼スケ太郎がセクゾ初日と被ってた件。夏はどこですか?

 

仇討ち

これがまたかっこいいんだ…(頭抱) 真っ白の袴に白いハチマキを付けて刀を持った和田くん。こういうの白装束って言うんですかね。れんたつの「殿中でござる」に続いて「刀をお納めくだされ」の声。めっちゃ良い声。蓮音くんお休み回だったけど、ここは録音だったみたいで声が聞けて嬉しかった!殺陣は初挑戦らしく、いちばん大変だったと話すのがこの演目。血筋に見立てた赤いリボンが飛ぶと「おっ!?」て眉間をしかめて驚いたり、阿部くんに花道奥まで追い詰められると焦りと動揺が透けて見えたり(でも上手いことすり抜ける)、目の前で仲間が倒れると悔しがったり。動作だけじゃなく表情まで作られていたのが良かった。たつるがアクロバットする間は刀を受け取って二刀流になってるのが超絶かっこよくて!ほら!ここ!ステフォタイム!!(叶わず無念)あ、あとね宮舘さんが戸板を飛び越えるシーンで片膝ついて待機してるときのキツめの視線も素敵でした。あれは普段なかなか見れないお顔。最後まで生き残るSpeciaLに束で斬り掛かられても、一手に跳ね返す深澤さんかっこよかったです。宮舘さんがラストで6mの高さから落ちるとき、和田くんは深澤さんと対峙して斬り合いになるんだけど、生き残るのはどっちだったんだろう。忠臣蔵のあらすじを辿れば分かるんか、、、?

 

太鼓

腹筋太鼓。演舞場に行きたかった理由No.1。ライビュじゃ顔が見えんのよ…。言わずもがなですけど、上裸なんです。えぇ。黒スキニーにシルバーのスカーフ腰に巻いて、手首に黒金の手甲*2着けてる。太鼓出てきた瞬間のおさしみ、吹奏楽の強豪校くらい防振構えるの早かった自信ある(いらぬ自信)きもくてごめん案件だけど終始ロックオンさせて頂きました。ほんとごめん。………いや、逆に聞くけどここで双眼鏡構えないおたくがいるんか?醍醐味じゃん??和田くんのおなか夢と希望とマロニー*3がいっぱい詰まっていそうでカワイイでした。二の腕めっちゃ好き。腹筋しながら太鼓叩くのはやっぱり大変そうだったけど、みんなが発声する「ハッ!」「ヨイサ!」の中にちゃんとハリのある高めの声が聞こえてきてニコニコしちゃう。メカが開いて、佐久間くんが2回目のうりゃー!を言うとフロア組がサークル状に移動。時計で言うと1時とか1時半の位置にいる和田くん。メカが超高速で回転してる間フロアは反時計回りにゆっくり1周するので、じっくり背中見れたんだけど めちゃくちゃお肌きれいで!ぶつぶつとか1個もない。感動。あの、ボディーソープは何を使っておられますか? (私信)いちばん最後の全員で叫ぶところ、首の血管がバキバキに浮かび上がってて、そんな姿はじめてみたから本当にびっくりした。毎公演チャージしたガソリンを使い切ると言ってたの伊達じゃないね。この次れんたつこだと忍者3のShadow Danceなんだけど、さっきまで太鼓に居たのにいつ着替えてんの?全然分かんなかったなにそのマジック。魔法?

 

滝沢歌舞伎ZERO

おさしみは18年の歌舞伎をかじった程度の知識なので、どの演目も初めましてだったんだけど、内村くんと豊田くんが事前に説明してくれてめちゃくちゃ助かりました。特に『氷』~『蜘蛛』までの演目はオムニバス形式で駆け抜けて行ったのがどんどん出てくるオモチャ箱みたいで楽しかったなあ。考える隙も飽きる暇も与えず、気付くと歌舞伎アベンジャーズ爆誕してたの最高すぎて手叩いて喜んだ。

 

五右衛門ZERO

雷のビリビリ音が音割れしながら会場を震わせていて本気でびびる。岩本先生扮する五右衛門は“絢爛豪華”と称するに相応しい衣装。それに見劣りしない威厳と迫力があって、この人がいるから今年も滝沢歌舞伎が成立するんだなって率直に感じました。元の演目は『楼門五三桐』から来ていると照くんのひとに教わった。敵側の和田くんたちは黒地にひし形模様の着物で緑のインナーやハチマキ、たすきを身につけてた。手に持ってる槍は緑×白でナナメに模様が入っててキャンディーみたい。大向こうさんの声が飛んでくるの生ならではの感覚で面白かった。「五右衛門、動ーくなー!」の掛け声は少しのズレでも目立つから何度も練習したそうで、今日はぴったり揃ってた!お見事〜!お城の正面扉から出てきて側転してたの個人的にアツくてうおおおおおおおってひとり大盛り上がり。和田くんの側転に弱いアカウント。基本は五右衛門の仲間?従者?である康二くんの周りを囲う和田くん。康二くんのことバリ睨んでたんだけど、視線がずっと1点に定まっていて。照くんがジュニアに対して「視線を外さずにちゃんと目で睨んでこい」とアドバイスをしたらしく、これが忠実に実行できてたの凄い。コンサートの曲中とか周囲をよく見て動くひとだから、視線がずっと固定されてるの新鮮で感動。バテバテバテバテ…バテッ!の附け打ちに合わせて五右衛門の刀をかわして行くときも、しっかり相手を見て視線を外さなかったのが印象的だった。

 

氷の世界

氷の演目めちゃくちゃ好きで初っ端から防振で和田くんロックオンしてたら鏡組のキラキラ反射で目がっ!目が〜〜〜〜!!!!ムスカお静かに)膝丈の水色着物に黒のボトムを履いて水色ハチマキしていたのが可愛い。柄がついてないフラッグってなんで言うのかな シルバーのやつを2本持ってた。腰を落として かかとと爪先を交互に動かしながらじぐざくに足底を狭めていく動作が難しそうだった。わだこだシンメで腕を組んで くるくるひらひら回るシーンめちゃくちゃカワ。ずっと回っててくれ。そういえば、今回該当担になったのを機に歌舞伎の基礎知識をさらっと勉強したんですよ。隈取りは色によってヒーローかヴィランか分かるらしく、氷の王様宮舘くんは赤い隈取りだったのね。だからヒーローなんだ!と思ったら過去の滝沢さんは緑の隈取りだったと照くんのひとに教えてもらいました。時間の都合上、赤の隈取りになったのかもしれないけど、五右衛門の従者の時より線が足されて勇敢なお顔だったし、バリバリと氷の音を鳴らしながらお城を築いていく様子が強くてエネルギッシュな王様だったので赤色隈取りぴったりだった!

 

道成寺と大蛇

元の演目は『娘道成寺』と言うらしい。照くんのひとかr…(以下省略) 阿部くんの白拍子花子さんとっても綺麗だった。白拍子は苗字かと思いきや遊女を指すんですね。長くなるので端折りますが、浮気した男といっしょに鐘の中で焼け死んだあと 怨霊として生き返り、同寺の新しい鐘に再び取り憑くなんて、、、とんでもねぇ女、、、。阿部くんの女形は中のひとの人間性が滲み出てるのかとっても清楚で清純な女性に見える。これは僧侶騙されて寺の中に入れてしまう。女形と言えば、佐久間くんは幼女みたいな可愛らしい容姿なのに色気もあって、ふたりとも違った魅力があった。自担が女形世界線。いいなあ。和田くんはオレンジ色の着物に紫の袴を履いて、白いお花のついた和傘を持ってた。ほぼ骨組みだけのやつ。普通の傘と比べて柄がとっても細くて、指先だけで支えたりくるくる回す仕草が繊細でずっと眺めてられる。開いた和傘を見せるため、基本的に右半身を客席に向けてるJr.たち。阿部くんが使っていたカンカン(和楽器?)をわだこだでひとつずつ受け取って、客席に見せないようにスっと左の小脇に挟んだまま踊りを続けるの、ジャニーズJr.み強くて好きでした。鐘ごと運ばれていく怨霊阿部くんに続いてトコトコ捌けて行くの可愛かった。和田くんたちの役どころは何だったのかな。結局わからんままだったなあ。有識者解説してください(他力本願)

 

四季

記憶の限りをひたすら書き残していったら四季だけで2000字くらいになったのでこわくなって一旦消した。 えーん。

【衣装】SnowManはお休みでSpeciaL忍者とアンサンブルがステージに大集合するパート。キラキラ水色衣装に身を包んだSpeciaLを演舞場でも見れるなんて…!舞台下手から順に忍者(ピンク)、Gロケ・バレエ(オレンジ)、JAE(黄色)、SpeciaL(青)のスポットライトに照らされて並んでたのね。春夏秋冬を表現していると仮定したら、SpeciaLは冬かな?22年のえび座で河合くんに作ってもらった初めてのオリジナル衣装。冬に生まれた思い出の一張羅が、冬の象徴として青い光に包まれて優しく煌めいていたの嬉しかったなあ。いつまでも着続けてくれよな。

【ソロパート】四季はJr.それぞれにダンスやアクロバットのソロパートが与えられていたんだけど、なんと和田くんは浮世艶姿桜のソロ歌唱!『咲き乱れて華と散れば 浮世艶姿桜』の一節を担当。浮世エレクトリカルパレード桜からRemixされて、今回はスローテンポな曲調。JUMPの百花繚乱が好きな和田くん、絶対原曲の浮世艶姿桜も好き(確定)ここのソロパートは「音がかなり小さめだから感覚を頼りに歌うことが多い」って話していて、あんなに緊張する場面でクリック音無しに歌い始めるの凄いね(泣)いつものポップスの時とは発声が違って歌うの難しそうだった。演舞場では重みのある歌声を意識して、言葉をひとつひとつ大切に紡いでいく和田くんの歌い方が好きでした。回を重ねるにつれどんどん良くなっていて、観劇した回では「さーくーらー」を歌い終えるとニコッて笑顔を見せてくれたのが本当に嬉しかった(号泣)ちょっとぎこちない笑い方だったのも可愛い(大号泣)たぶん初めてそこで笑ってくれた日だったんじゃないかな。たぶん。レポ見る感じ←青い鳥頼り これはとある日のライビュの記憶なんだけど、和田くんの他に内村くんもソロパートがあったのね。ふたりとも「桜〜」と歌う場面があるんだけど、両手を受け皿みたいにして(実際には見えない)桜を大切そうに眺めたあとそっと包み込む和田くんと、手の平に包んでいた桜の花びらを上に向かって華やかに散らす内村くんの対比がとっても好きでした。SpeciaLと忍者から1人ずつ代表として選ばれたパートで、双方のパブリックイメージに似合った表現だったのが印象的でおさしみにとって宝物みたいな時間でした。

【ダンス】和田くんのソロ歌唱を終えると、こだが飛び出てきてわだこだによるダンスタイム。SpeciaLのおたく、れんたつ・わだこだシンメが大好きなので二手に分かれて魅せ場があるとアガる。突然テンポアップすると光る笠で顔を隠したSpeciaL忍者。

エレクトリカルパレードだ!!!!?

まさかここで再会できるなんてwwwwうれしいwwww顔を隠しているけど、SpeciaLはオリ衣装のネクタイで瞬時に見分けられるから助かる。細かくて難易度高そうなステップを次々繰り出していてかっこよかった。笠を外してひとりずつお顔みせてくれるところ、キリッとしたお顔が素敵でめちゃくちゃ拍手した。ブログで「我々のパフォーマンス後にも拍手して頂けたりしたのが嬉しかった」と和田くんが書いたように、おさしみの周りのスノ担お姉さんもみんなたくさん拍手してました。めちゃくちゃ良かったよー!見応えたっぷりだった!

【口上】内村くん・和田くん・ヴァサによる口上。四季の素晴らしさを語る内村くんに続く和田くんは、滝沢歌舞伎の変遷を教えてくれます。「2006年に滝沢演舞城として誕生したこの作品はいくつもの季節と共に進化を続け、滝沢歌舞伎となりました。そして、長きに渡りその名を刻み続け、SnowManによって誕生したのが滝沢歌舞伎ZERO」口上を述べる和田くんはとっても堂々としていて立派で。顔が好き顔が好きと常日頃言っていますが、和田担の大半は和田くんのお顔と同じくらい声が好きなんでね(すぐ主語デカくなる)個性的なしゃべり口調も、後輩感ダダ漏れの可愛らしい話し方も、舞台の上で聞ける芯のある発声も。毎回感動するし、舞台に立つべきひとだと思う。これからもたくさんお仕事が来たらいいなと明るい未来を想像したくなる時間でした。

 

花鳥風月

泣いた。あまりにも綺麗すぎて。まさか自分が演舞場で泣くとは思わなかった。柔らかい色彩の水色の着物は右肩を外して踊るんだけど、内側には淡いピンク色の長襦袢を着ているからキキララみたい。めちゃくちゃ可愛い。白色のロープみたいな細い帯も可愛い。映画館では氷の衣装がいちばん好きだと思ったけど、生で見ると花鳥風月が優勝。あべべのひととライビュに行った時「え、画質悪!お台場で観た時もっと綺麗だったよ」と言っていて。えーまじかー。地域格差あんの?まじかー。スクリーン越しとは目に映る世界が違って見えるの面白かった。真っ白な床に立って、上から白い光が強く当たる位置にいた和田くん。レフ板効果でお顔の良さがさらに引き立ってめちゃくちゃ綺麗。鼻たか。あんな強い光に当たったら平たい顔族のおさしみはたぶんのっぺらぼうになる。ていうか顔が良すぎて泣くことある?おさしみはあった。震えながら防振構えてました。サビで何度も出てくる「信じて」の歌詞で両手広げてくるりーんって回る振付、指先がぴーんと伸びているのがめちゃくちゃ可愛い。衣装も相まって桜の精が魔法かけてるみたいだった(確信)他にも「乱れ踊る」で両腕を大きくぐるぐる回すのと「風月」で敬礼みたいにしたあと右斜め上にゆっくりと手を伸ばしていくところがお気に入り。全体的に優雅に見えたけど、着物の袖がある分大きく踊る必要がありそうだったので、きっとここも全力で踊ってるんだろうなあ。ずっと眺めてたかった。

 

Memories

そして五条大橋。上下黒のTシャツとボトムに深緑色のシャツを羽織ってる。大雨が降り続けるなか赤い番傘を使ってパフォーマンスしてたんだけど、傘を閉じたり開いたりすると水しぶきの飛び散る方向も変わっていくのが幻想的だった。SnowManの過去とこれからを表すMemoriesはSnowManにしか出来ない演目。そんな重大な場面で、舞台に厚みを持たせるような立ち回りを出来るのがSpeciaLの強みだなあと再認識。いい意味で控えめで、舞台に馴染むパフォーマンスが出来る職人さん集団のSpeciaLが大好き。もちろんここぞのときはキラリと輝くことができるスキルを持ち合わせてるし。YOUたち最高だよ。雨に降られて濡れる髪の毛とか、少しずつシャツの色が濃くなっていく後ろ姿とか。妙に大人っぽくてしんどかった。失恋。

 

WITH LOVE

雨が上がった五条大橋SnowManがひとりずつ歌い継いだあと、白スーツに赤ベスト赤ネクタイを纏った和田くんたちジュニアも合流。Memoriesで濡れてしまったおかげで前髪がくるんくるんしてて超絶かわいかった件。くせ毛のひとって大変なんだなあ…(他人事)と思いつつ、今日はどんな髪型になってるかな〜♪って確かめるのも楽しみのひとつだったり。和田くんごめんだよ。全篇手話で構成されたおなじみの振付。和田くんの指は細くて長くてとっても綺麗だし、指先までしっかり意識した動きをするからこういう振付がすごく上手いよねえ。丁寧に指の形を変えていく様子に見惚れました。曲の終わり、右手の掌に描いているのはローマ字の『P』なんだね。感情線と生命線なぞってるんだと思ってた(?)Love&PeaceのP。一貫して“愛”をテーマとしてきた滝沢歌舞伎と、“平和でなければエンターテインメントは成立しない”というおじいちゃんの言葉。ジャニーズイズムが詰まったこの舞台を和田くんのおたくとして観ることができて本当に良かったって心から思う瞬間でした。

 

LOVE

和田くんといっしょに踊るLOVEどちゃくそ楽しい!!!!(泣) 叶わないと思ってた夢のひとつだったからさ!めちゃくちゃ嬉しかった!!どんなときも防振を手放さないおさしみもさすがに手ぶらでいっしょにL飛ばしてハート描いた(泣)嘘。3発目くらいから右手に防振、左で手振りのハイブリットおたくになってました。つい我慢できず…。好きが溢れたしんだ。SpeciaL、願えばなんでも叶えてくれるアイドル(泣)だいすきだよほんと(泣)

Dメロのラップは18年にKEN☆TackeyがCDを出すタイミングで三宅健さんが新しく書き換えたパートで、SnowManが歌っているのを見てたから和田くんたちに降りてきていて嬉しかった!全ての歴史はこうやって継いできたんだね……………(デカ感情)

そういえば結構 本当に大事な事って 近くて見えなかったりして 本当に大事な人って意外と近くに居たりして 本当に大事な物って実はもう持ってたりして何気ない毎日だって 本当はLOVE

五条大橋のてっぺんにいる和田くん。交互に出るやつは和田くん最初に前ね。ここフリーダンスなんだけど、歌詞に合わせて踊っていたのがめちゃくちゃ好きで。「見えなかったりして」で両手で顔を覆ったり、「意外と近くにいたりして」で隣の内村くんと指さしあったり、「実はもう持ってたりして」で両手をぐっと握っていたり。この歌詞でこういう踊りをしていて好きでした!っていうのがおさしみの記憶の典型なので、歌詞の意味をストレートに分かりやすく踊ってくれて本当に本当にありがとう。和田くんに特大のLOVEです。そいえばね「本当はLOVE!」で客席に向けてLを2個飛ばしてくれたんだけど、その笑顔が今日みた中でいっちばん明るくて晴れ晴れしていて、どんなお顔も好きだけどやっぱり君にはずっと笑っていて欲しいよ…………(大号泣)になった。キラキラの瞬間、カメラでは捉えられないけど脳裏にしっかり焼き付けました。

小判ガチャは佐久間くん。「滝沢歌舞伎、そしてみんな…愛してるよ」のひとことで小判がわっさーと降ってくるの景気良すぎた。頭に小判が積もって、かばんのなかにも何枚か入っていたのでありがたく頂いて来ました。

 

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ひとつの大きな春が幕をおろした出来事はとてもひとことでは言い表せないし、自分なんかが言及するのはおこがましいけれど、和田くんにとって最初で最後の滝沢歌舞伎をこの目で見届けることが出来て本当に良かった。

 

照くんのひとありがとう。

 

照くんのひとと和田くんのおかげでまたひとつ春の思い出が増えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

これは観劇前に食べた例のオムライス(と、めで鯛わだくん)

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照くんのひととカウンターで2人仲良く並んで食べました。緊張で胃がふわふわして味わえるか心配だったけど、たまごぷるんぷるんで東京の食べ物スゲーーーー!となった回。照くんのひとが頼んだメロンクリームソーダが美味しそうすぎて そっちにすれば良かった〜って思ってたら「レモンティーに香り付けのブランデーはいかがですか?」って言われて ナニソノオシャレナノ!? と秒でお願いした。ブランデーの味は分からなかった。味のわかる大人になりたい。

 

 

 

SpeciaLの春はまだまだ続くので、日本橋に向けて足腰鍛えようと思います。スタンディングに負けるな。

 

 

 

おさしみちゃんでした。

 

 

 

 

 

 

 

*1:テレテッテー♪:曲終わりのワンフレーズ。ソララッラーソララッラーラド↑ーラ♪(ハ長でしか音起こせないひと)

*2:手甲:リストバンドみたいなやつ。今回覚えた。キンプリで着てた忍者衣装とかの正体もこれだった。

*3:マロニー:朝ごはん食べるとお腹痛くなるから夜たくさん食べるけど「太っちゃう…」と心配してマロニーに置き換えてる和田くん可いの権化。