突然ですが、
おさしみには宝物があります。
大切な瞬間を見逃さないよう手に入れた
防振双眼鏡。
これでたくさんの煌めきを拾ってきました。
最後にアイドルに会った日から
今日でちょうど半年。
半年。6ヶ月。182日。4368時間。
ものすごく長い間隔。
ジャニーズのアイドルたちが創りだす
エンターテイメントの世界が大好きなおさしみ。
自担が出ていない舞台やコンサートも
誘われればぴょこぴょこ着いていくし、
少なくとも毎月1回は何かしらの公演に
足を運んでいた。
地方に住んでいるので、
公演に足を運ぶということは遠征が必須。
時期によっては
月に3~4回遠征することもあって、
シフト制だし、夜勤のある職種で
ただでさえ曜日感覚鈍いのに
この時期は今日が何日なのか
本気で分からなくなる。
まあ、それも楽しい。
ヤコバで弾丸したり、
たまには旅行を兼ねて普段のビジホより
ちょっぴりお高めのホテルに泊まったり、
あの時も、この時も、
みーんなみんな楽しかった。
友だちとコンサート前日に電話しながら
「チケット持った?」「パジャマいる?」
「会員証なくしたんだけど!?」
デビュー組あるある。大概、会報に挟まっている。
なんて毎度同じ会話しながら荷造りしたり、
学習しろ!(ミニサシミ)
公演後に呑み屋で「もうやばかった!」
「最高!」「好き!」「泣いた!」
「しんどい!!」みたいなIQ12くらいの話を
ひたすら繰り返すのが最高に面白くて。
たまには、
「あそこの○○くん最高にメロかった」
「え、そんな場面あった?」
「いや一緒にみてたやん」
って、IQ38くらいの会話もする。
ひとりでコンサートを観に行くこともザラで、
帰りの電車でさっき観てきた光景を忘れないように
ゆったり過ごせそうなお店を選んで
カウンター席に座って、
観劇中にメモしたアイドルのしぐさや
表情の変化を読み返し、
記憶のすり合わせをする。
それを噛みしめながら呑むお酒は
最高に美味しい!
ほろ酔いでホテルに帰るのは至福。
◇ ◇ ◇
でも、
そんな楽しい時間は
マボロシだったように思えてきた、春。
公演延期、中止、払い戻し…
結局、行く予定だった舞台やコンサートは
10公演ちかくなくなったと思う。
悲しかった。
これからどうなるんだろう。
漠然とした不安があった。
最後に会いに行った西のアイドル*2は
『感染症が流行っていて
マスクが手に入り辛かったり、大変ですけど、
千穐楽まで誰一人かけることなく出来て
よかったです(ニュアンス)』なんて話してた。
あのときは、まさかここまで生活が変わると
思ってなかったなあ
インフルエンザと同等くらいに考えてて
暖かくなって気候が良くなれば
それと共に収束するんだと思ってた。
◇ ◇ ◇
緊急事態宣言が解除されて
少しずつ動き出そうとしている
エンタメの世界。
コンサートを始めることについて
賛否両論いろいろあるよね
おさしみはエンタメが再出発すること
すごく好意的にみてる。
もちろん不安はめちゃくちゃあるし
「もしも」って万が一のリスクを考えると
気持ちはぐらぐら揺れる。
でもね、
こんな状況でも明るい世界を創り出そうとしてくれる
前向きな姿勢に乗っかりたくなる。
ゼロか100かの世界じゃないし、
一個人が行動するのだって躊躇う日常で
たくさんの人を動かすのって
本当に勇気がいることだと思うの。
最初はね
振替公演や当選した舞台の入金を見送った。
SHOCKは申込すらしなかった。
ぐすん。末っ子ミナトまじ可愛いんだよ。コウイチたちが揉めている間、ずーっと服の裾掴んでるから衣装がしわくちゃになってんの…。カワ…。
これがね、結構メンタルきた。
現場がないなら仕方ないって割り切れるけど、
現場があるのに「行かない」っていう
選択肢はめちゃくちゃ、酷。
もうこんな思いするの嫌だから
自分からチャンスを捨てるのはやめた
あ、もちろん無理はしないし
直前になってやっぱり行けないって
選択肢を取ることだって十二分にある
6人の王子たちのツアーは
今年も無事にチケットに恵まれたし、
てゆーか当選メールのテンション低くて泣いてる。前みたいにもっとキラキラでお祝いしてくれよん
ドライだ、
セクシーな5人組のほうは
友だちの友だちに声を掛けてもらえた
チケ探してくれた皆さまありがとうございます!感謝です!金のサクマさん贈呈します!!
久しぶりのコンサートだ
今の状況だと手放しで喜べるわけじゃないけど、
やっぱりあの大好きな空間に
また浸れるんだって思うと心が躍る
欲を言うなら...
どっちかに和田くんいてくれぇ…(懇願)
公演日が近づく。
本当に開催できるのか、
果たしておさしみは参加するのか。
まだ分からないけど、
あのスペシャルな時間が
決してマボロシにならないように
自分に出来ることをしながら
動き出した非日常をもう一度、と願う。
宝物の防振双眼鏡。
今、その時しかない瞬間を
1ミリも逃さないように
たくさんの煌めきを拾えるように
レンズをピカピカに磨いてその日を待ちます。*3